まんが文庫店

加筆は修「正」にあらず…
学生の頃からずっと大好きだったんです、本橋馨子さんの作品。。。←過去形？ 完璧な美意識に包まれた世界観と重苦しくならないように（？）入れられた独特のユーモアセンス、、、 何もかもが好きでした。←過去形？？ 発売当初、店頭で見かけた表紙の絵にショックをうけ、買わずにきましたが みなさんが仰られている修正がどのようなものか知りたくもあり、購入することに…。 これから買われようと思っているみなさん……。 一貫したすべての流れが最後の最後に裏切られます。この落胆はシリーズのファン、本橋ファンには大きい。 白泉社版を読んだ方が絶対にいいです。 たしかに登場人物の顔はかき分けができているとは言い難いです。 しかし、最初から読み通せば、話の流れでつかめます。
よりによって最終話・・・
兼次おじさまシリーズは、学生時代ハマって
読ませて頂いていた漫画の一つで、
最近たまたま文庫版の方を見つけて懐かしさのあまり
思わず全巻まとめ買いしてしまったのですが、
最終話！あんまりです〜（涙）これはヒドイ。
こんなに極端な過筆・修正は初めて見ました。
昔の絵と今の絵が違い過ぎるのに、所々飛び飛びで今の絵を
貼り付けたように修正してあるので物凄く読み辛いです。
私は、昔の絵の方が、繊細で華があって大好きだっただけに
ショックが大きかったです。できれば最後まで昔の画風で
読みたかったです。
折角のクライマックスが過筆・修正のせいで緊迫感が半減して
途中からは苦笑いでした。
昔の絵のファンの方、最終話落ち着いて読まれたい方は
コミック版を買われた方が賢明です。
あっちゃー！
一巻目、二巻目の巻末でちょっと嫌な予感がしてたのですが、
本橋先生、直しちゃダメでした！今の絵柄もそれなり魅力的ですが、
当時の絵柄と並べるとあまりに平面的になりすぎで、
直したところが分かりすぎてしまうのです。

ちょっとショック…受けてます。
昔のファンはコミック版を
　花ちゃんと太郎ちゃんの愛を描く兼次おじさまシリーズのクライマックス。ボーイズコミックは普段読まない私ですが、このシリーズは愛しています。
　この巻は、花ちゃんから太郎ちゃんへ１８年続いた片愛の成就、そしてこのシリーズのテーマとも言える太郎の闘病・死と、心打つ話の連続です。

　しかし...コミック文庫の１巻後書きから"描き直したい"と書いていた作者の気持ちからだとは思うのですが、手直しが肝心の太郎の死の場面だけに所々入ってしまっているのが残念です。現在の画風と昔の画風がちぐはぐで、作者も自ら後書きで「開腹したけど何もできずに閉じてしまう外科医の心境」と語っている通り、誰が誰だか、画面を追うのもつらいような状態に...同じ作者でも、同じ絵には戻れないものなのですね...できれば、昔の絵のままに差し替えしたコミック文庫が出るとよいのですが。
　今読んでも感動しますが、手直しが結構ショックだったので、星３つ。昔のファンはコミック版を買うようにした方がよいかと思います。

デビュー以来の…
今は「麗人」などボーイズ誌で描かれてますが、本橋さんのデビューは「花とゆめ」でのものでした。デビュー作以来、ずっと男同士の恋愛しか書いていない漫画家さんです。

かなり濃い絵柄は昔からで、好き嫌いは分かれると思います。ただ、男性のスーツ・シャツ姿を高級感をもって大変きれいに描かれます。普通、あまり高級感を意識して描かれると嫌味な金持ちのようになりやすいのですが、本橋さんの絵ではそのようなことがありません。そして基本的に明るいコメディタッチのお話が多く、この本に収録されている『兼次おじさま』シリーズもその一つです。
今は中身も濃いボーイズラブを描かれてますが、「花とゆめ」時代の作品はボーイズが苦手な方にも安心して読んでいただけると思います。

在りし日の池田貴族さん出まくりの巻
このシリーズは、霊能者寺尾玲子(仮名)に持ち込まれる霊障相談を友人の漫画家山本まゆりが作品化したものです。在りし日の池田貴族さん出まくりの巻です。人形飛びかかって来るし･･･

収録されている話は、
まゆりと玲子のＴＥＡ　ＴＩＭＥ　ＴＡＬＫ
魔百合の恐怖報告
その１９　三つの呪縛
その２０　もうひとりの私
番外編　　恐山不思議旅
その２１　炎の回帰
番外編　　プレ・ステージ潜入ルポ編
その２２　目覚めた英霊
その２３　星になった少年
番外編　　東京ミステリーゾーン探訪記
番外編　　ミステリードライブｔｏ伊豆
イタリア編　笑う美少女
あとがき(突然４コマ劇場【温度差】)