まんが文庫店

飴色角と三本指。
野性伝説シリーズの７巻は「飴色角と三本指」です。
本シリーズの最終巻でもある本作ですが、野性伝説の名の通り凄まじい戦い見せてくれました。
大自然の中で交錯するカモシカ対マタギ、まさにお互いの生死を賭けた壮絶なドラマです。

日常からは想像もつかないような熾烈な駆け引きを展開し、お互いを尊敬しあうまでに昇華する心には素晴らしささえ感じました。
また矢口高雄の描く素晴らしき奥羽の自然は、見るものに感動を与える事と思います。

ワイン編の結末とレコード業界編開始
本当にすごいモンスターワイン“プレスティージュ”の販売規約を成立させた島。人脈を生かし、“プレスティージュ”の認知度を上げるべく奮闘し、イギリスのオークションで思わぬ高値を付けることとなり、大成功を納める。
一方、大町久美子との間には新たな展開がある。

次は赤字のレコード会社、サンライトレコードへリストラをふくむ再建のため出向する。
全く異種の業界で、社内の敵と戦いながら、まずは演歌の女王・八ツ橋新子の復活を手がけることになる。

シリーズ最終章！
いろいろなことがあった課長生活ですが，本当に，こんなこと
ばっかりだと，体が持ちませんよね。

１巻と比べると大分，島耕作のキャラクターが変わっていること
がわかると思います。

何度読み直しても面白い！それが課長島耕作シリーズだと思います。