まんが文庫店

日本史に残る名軍師の逸話
歴史コミックを描かせたら右にでるもののない巨匠、横山光輝氏の
黒田官兵衛の若き日の逸話を漫画化した作品で、今は廃刊となりました
小学館の「ボーイズ・ライフ」に昭和４０年頃連載されていた作品です。
まるでＮＨＫの大河ドラマを見ているような臨場感を味わえる時代劇
歴史コミックです。豊臣秀吉の軍師としては竹中半兵衛が有名ですが、

もうひとり忘れてならない名軍師、それがこの黒田官兵衛でしょう。
いかにして戦国の世に活躍し、頭角を表してきたのかがよく分かります。秀吉に仕えてからの活躍があまりないまま、終わってしまうのが
実に残念です。続編が出ると嬉しい限りです。

武田家の滅亡はここから始まった
全巻一度読んだ後に、結局のところ滅亡の原因はどこにあったのだろうと考えながら、二回目を読んでみました。 第二巻での発見は、長島一向宗の滅亡により強固な同盟関係を失ったこと、そこから武田家の滅亡が始まったのではないかということです。 信長により浅井・朝倉の同盟国を失った武田家にとっては、「裏切らぬ」同盟関係が必要であり、そのためには長島一向宗を失ってはいけなかったように思います。
武田家ファンには必要不可欠
前巻に引き続き良いです。
この巻では本願寺の滅亡などによる勝頼の苦悩や、
徳川との小競り合いなどが書かれています。
長篠の合戦の開始までがこの巻の範囲です。

是非武田家ファンには買っていただきたいシロモノです。