カスタマー平均評価: 4.5
ブロンズ像のシーンが… やっぱり、永井先生の描く絵が、一番グッとくる!ってゆーか永井先生の絵しか考えられないですね! この第2巻では、皆さんおっしゃってますが、僕もブロンズ像に化けてからのシーンがたまらないですね!幼少の頃、ドキドキして、あそこが硬くなったのを覚えています!団兵衛と順平にイタズラされて、「ハニーに何すんだぁ?!」と子供心に思っていましたが‥でもその二人にだから妙に興奮してた(笑)その時のハニーの羞恥の表情がたまらなかったですね?! (2)の噴水のハニーに目が眩んだっっ!! 前巻のキューティーハニー(1)は、ハニー誕生〜パンサークローとの序盤の戦い〜ハニーの拉致で終わります。そして、この(2)に続くのだけれど、実はハニーの見所がより詰まっているのは、むしろこっちといえます。永井豪ならではの遊びが随所にちりばめられているし(陽の部分)、夏ちゃんが無惨に殺されてしまうところはまるで「デビルマン」を彷彿とさせます(陰の部分)。 でも個人的に最も印象深い場面は、実は「噴水のハニー像」のところなのです。噴水の彫刻像に化けたハニーのグラマラスな裸身は、当時少年だった私にとって、目も眩むばかりの衝撃を与えたものです。そのハニーに抱きついている団兵衛や順平がなんと羨ましかったことか(もちろんその後で出てくる弁当盗られるオッちゃんも羨ましい)!ブロンズを洗い流したハニーもこれまたなんとも健康的に悩ましすぎるのだ! そういったお色気が、少年にとって適度なシチュエーションで用意されているところがハニーのハニーたる所以。これが「けっこう仮面」のものになると、普通の少年にはあまりにも過激すぎて(当時)、かえって過度の罪悪感のようなものを感じてしまい作品に集中できなくなってしまうのでした(もうすこし大人になってくると、この「けっこう仮面」のお色気も余裕を持って堪能できるようになるんですけど)。 最後の、シスタージルとの戦いも、やはり印象深いです(ジル自体、少年にはちょっと危険なアブノーマルな魅力がありますし、それと漫才チックにからむハニーもこっちのハートが「チュクチュク」しちゃうほど可愛いのです)。 いろんな意味で、ハニーの魅力満載の(2)巻。原作コミック版ならではの面白さを、じっくり味わっていただきたいと思います。
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