カスタマー平均評価: 5
元気ちゃんもいいけど これは読むべき!
つべこべ言わずに読むべき!
楽勝で泣ける。。。漫画の中の漫画だ!!!
あれ、絶版?もったいない。。。 与える愛、応える愛 「あずみ」「お〜い竜馬」などの長編漫画で有名な小山ゆう の1980年頃の作品。当時の単行本にして5巻。かなり、短い。しかし、短い中に作者の「与える愛と応える愛」についての思いがあふれている。 ストーリーは、新米の死神と、もうすぐ死を迎える幼い少女の出会いから始まる。 今まで、家族から疎まれ、楽しいことや幸せな思いをしたことがない少女に 心から同情した死神が、自らの命をすべて与えることで、少女は49日間の 仮の体と仮の命を得る。 「たった49日間」ではなく、死神と少女にとっては「一生分の49日」だ。 高校生の体に生まれ変わった少女は、その限られた時間で、 自分が憧れていた少年と出会い、恋をし、周囲のさまざまな人たちの心をも 動かしながら、精一杯生きる。 そして死神は、仲間たちの力を借りながら、彼女を遠くから(時に近くから)見守り、愛し、 彼女を最後まで生かすために、地獄の底で悶え苦しむ。 死神が命をかけて「与えた愛」に対し、精一杯生きることで少女が「応えた愛」。
何はともあれ、「今年読んでおくべき、泣きの1本」。おすすめ。
ちなみに、1巻と2巻の巻末に、小山ゆうのインタビューが掲載されているので、 そちらも必読。「テレビドラマでぜひ見たい。その時の死神役には、 斎藤洋介さんを」と、作者本人が言っている。私も、この「チェンジ」今の時代だから ドラマで見てみたい。幼い頃の少女役には、美山加恋がイチ押しだが、どうか。
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